福岡市中央区の保育園などが入る建物で23日午前、工事中に作業員や園児あわせて7人が搬送された事故で、市は、ガソリンエンジン発電機を使用したところ、排気ガスが充満したことが原因と考えられると発表しました。作業員3人は、一酸化炭素中毒と確認されました。
消防によりますと、午前9時50分ごろ、福岡市中央区長浜の舞鶴保育園と高齢者向け福祉施設「福岡100プラザ中央」が入る建物で「発電機をたいて解体作業中に、気分が悪くなった人がいる」と119番通報がありました。
福岡市によりますと、当時、保育園1階の屋内で、壁やタイルをはがす工事が行われていました。
現場にいた20代と60代の作業員3人と、3歳から5歳までの園児4人が、頭痛やのどの痛みなど体調不良を訴え病院に搬送されました。いずれも命に別条はないということです。
福岡市は夕方になって、ガソリンエンジン発電機を使用したところ、排気ガスが充満したことが原因と考えられると発表しました。
作業エリアは騒音と粉じん対策のため、ほぼ密閉状態で、換気については外部に面した床からおよそ80センチのところにある窓で行っていました。また、集じん機1台で、内部の空気を外部に強制排出していましたが、換気が不十分だったと考えられるとしています。
搬送された作業員3人は受診の結果、一酸化炭素中毒で軽症だということです。
園児4人は受診の結果、異常はなかったということで、うち2人は念のため、24日まで医療機関で様子をみるということです。