大分県の陸上自衛隊日(ひ)出生(じゅう)台(だい)演習場で西部方面戦車隊の射撃訓練中に戦車内で砲弾が破裂し、隊員4人が死傷した事故で、亡くなった3人の葬送式が26日、戦車隊がある同県玖珠(くす)町の玖珠駐屯地で営まれた。
殉職したのは、浜辺健太郎1曹(45)(特別昇任)、高山新吾2曹(31)(同)、金井効三2曹(30)(同)。式は非公開で行われた。参列者によると、小泉防衛相らが出席し、参列者は献花して冥福(めいふく)を祈ったという。
式終了後の発表によると、荒井正芳・陸上幕僚長は弔辞で「かけがえのない隊員の命を失ってしまったことは誠に痛恨の極み。二度とこのような事故を起こさぬよう、原因究明及び事故防止に万全を尽くすことをお誓い申し上げます」などと述べた。
玖珠町の宿利政和町長は参列後、「遺族の心のケアを含め、町としてやれることがあれば精いっぱい対応したい」と話した。
事故は21日午前8時40分頃に発生。戦車に乗っていた4人のうち、残る1人も重傷を負った。西部方面総監部(熊本市)に設置された事故調査委員会が原因の究明を進めている。