東広島市で2月に発生した放火殺人事件の捜査中、広島県三原市の会社敷地内で土の中から遺体で見つかった自営業、徳田雅希さん(29)=三原市宮沖5=について、広島県警は1日、司法解剖の結果、亡くなった時期は3月上旬~4月上旬ごろと推定されると発表した。死因は不詳だった。県警は殺人容疑を視野に捜査しており、東広島署捜査本部に三原署を加えた合同捜査本部を設置し、二つの事件の関連を調べている。
県警は1日も三原市沼田2の会社敷地内で、徳田さんの遺体が見つかった周辺を掘り起こし、捜索を続けた。
放火殺人事件は2月16日未明に発生した。東広島市黒瀬春日野の民家が焼け、リフォーム会社経営の川本健一さん(当時49歳)が敷地内で血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認された。川本さんは全身をやけどし、首に複数の刺し傷があった。
県警は4月29日、捜査の過程で東広島市の事件現場から東に約35キロ離れた三原市の会社敷地内を捜索し、地中から徳田さんの遺体を発見した。徳田さんはかつてこの場所を借りて鉄工業を営んでおり、3月9日までは親族らが生存を確認していた。【川原聖史、西山夏奈】