東京と山陰を結ぶ、豪華寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」。鉄道ファン以外からの人気も高いこの列車内で使用できる“チケット”を巡って、騒動が起きています。
【画像】鉄道ファンが憧れる「サンライズ瀬戸・出雲」の特別な体験
「サンライズ瀬戸・出雲」の魅力とは?
日本で唯一、定期運行する寝台特急列車「サンライズ瀬戸・出雲」。東京を午後9時すぎに出発し、翌朝、岡山県で分割。それぞれの目的地である香川県高松駅と、島根県出雲市駅に向かいます。
その魅力について、鉄道好きタレントの伊藤桃さんは次のように話します。
「夜を駆ける列車って、やっぱりすごく特別で、東京駅から出た場合は東京の高層のビルの中から次第にのどかな景色になって。真夜中の駅を抜けていき、今度は山の中を通って、起きたら出雲とかに着いているというところで、すごく魅力的だなと思う。ネットだと(乗車券は)発売しても本当にすぐ、秒で完売」
個室になっている一番高価なシングルデラックスの寝台料金は1万3980円。カーペットの上に雑魚寝する形の「ノビノビ座席」は寝台料金がかからず、運賃と特急料金だけで利用できます。
鉄道ファンが憧れる「サンライズ瀬戸・出雲」のさらに特別な体験があるといいます。
「そういったこと(列車内でのシャワー)ができるということが、今ここだけという。よりレアな経験ができてるという喜びはある」
鉄道に乗りながら利用できる「シャワー室」です。
車内の自動券売機で1枚330円で販売されているシャワーカードを購入することで利用できます。
サンライズ号のシャワータンクの湯量にも限度があるため、販売枚数はひとつの編成で20枚ほど。シャワーの使用時間は1回につき6分間で、右上のカウンターの秒数を見ながらこまめにお湯を止め、節水しながら使用します。
「女性としては結構大変だなと。髪の毛急いで洗ったりとかしなくちゃいけないので」
この人気のシャワーを巡り、今問題が起きています。
JR西日本が注意喚起
インターネット上では「サンライズ瀬戸・出雲」のシャワーカードが、定価のおよそ5倍の値段で売られています。
一体、なぜこんなことが起きているのでしょうか?
SNSの投稿
「JRの夜行列車『サンライズ出雲』に乗車直後、転売ヤーらしき人物がシャワー券を買いだめしたため、発車前に完売という異常事態に」
伊藤さんもシャワーカードが売り切れている様子は、頻繁に目にするといいます。
伊藤さん
「憧れている人の気持ちを踏みにじるじゃないけど、自分が利益を得るような行動は、ちょっと世知辛い世の中だなと思う」
JR西日本はシャワーカードの販売機横に注意喚起を掲示し、買い占めないよう呼び掛けています。
JR西日本
「サンライズ号をご利用いただく際は、当日車両内の自動販売機で必要な分のみご購入いただき、ご乗車いただいた方全員が快適にご利用できるよう、ご協力をお願いいたします」
(2026年5月6日放送分より)