最高裁勝訴も、返還求めた銃はすでに廃棄 砂川ハンター池上治男さん「何のために戦っていたのか」札幌地検「ライフル銃の廃棄は適切」と釈明の波紋

猟銃所持の許可取り消しをめぐり、最高裁で勝訴した北海道砂川市のハンターのライフル銃が別の刑事事件で不起訴となった後廃棄されていたことについて、札幌地検は、ハンターの弁護士に「適切な事務規定に従って処分した」と説明しました。
北海道砂川市のハンター、池上治男さん(77)は、2018年の子グマへの発砲が危険だと判断され、猟銃所持の許可を取り消されたほか、警察にライフル銃を押収されていました。
2026年3月の最高裁では、猟銃所持の許可取り消しを「違法」と判断しましたが、刑事事件の証拠品として押収されていたライフル銃は、2019年3月に不起訴となった後、検察によって廃棄されました。
これについて検察は「猟銃の所有権放棄書に基づき、捜査が終わった段階で、適切な事務規定に従って処分した」と代理人弁護士に説明しました。
池上さんは、HBCの取材に対し「私をだましていたようなもの。何のために戦ってきた7年間だったのかと思う」と話しています。