自民、日本維新の会両党が再検討している北陸新幹線敦賀―新大阪間の延伸ルートを巡り、国土交通省の五十嵐徹人鉄道局長が与党内の議論を軽視していると受け取れる発言をしていたことが14日、明らかになった。同局長は同日、維新の求めに応じる形で謝罪し、発言を撤回。同省は局長を口頭厳重注意とした。
与党は現在、維新の提案を受け、福井県小浜市と京都駅を通る現行計画「小浜・京都ルート」に代替7案を加えた8案を再検討中で、国交省が各ルートの費用対効果を試算している。与党は今国会中に1案に絞り込む方針。
同局長は11日、現行計画を支持する福井県議会議員らが都内で開いた決起集会で「費用対効果だけで決まるなら政治は要らない。おのずから結論は決まっている」と発言。維新内で反発が出た。 [時事通信社]