栃木県上三川(かみのかわ)町上神主の会社役員男性(68)宅に複数人が押し入り、親子3人が死傷した事件で、栃木県警は15日、相模原市の自称男子高校生(16)を強盗殺人容疑で緊急逮捕した。この事件を巡り同容疑で逮捕されたのは同市の男子高校生(16)に続いて2人目。県警は2人が強盗に加わった経緯を調べている。
発表によると、自称男子高校生が在籍する高校の裏付けはできていないが、初めに逮捕された高校生とは同じ高校に通っていた知人関係にあるという。県警は2人の役割について明らかにしていない。
今回逮捕された自称男子高校生は14日午前9時25分頃、同日逮捕された男子高校生や何者かと共謀して、同町上神主の男性方に強盗目的で押し入り、在宅していた妻(69)の胸を突き刺すなどして殺害した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
事件では、外で農作業をしていて駆けつけた40歳代の長男と30歳代の次男も頭部を殴られるなどして負傷した。
県警によると、15日夜、自称男子高校生が相模原市内の自宅から出てきたところを緊急逮捕した。自宅近くの公園の駐車場では、強盗グループが移動手段として使用したとみられる、白色のセダンタイプの高級外国車も発見された。
県警は「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」による犯行の可能性も視野に調べている。捜査関係者によると、逮捕された2人を含め少なくとも4人が現場で事件に関与し、さらに指示役なども存在しているとみられる。