24日午後0時50分ごろ、福島県南相馬市であった伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」の「甲冑(かっちゅう)競馬」で、騎手が落馬した馬が会場のコースの外に走り出た。南相馬市などでつくる野馬追の執行委員会によると、馬に接触されるなどしたスタッフら女性6人がけがをした。このうちスタッフ2人と観客1人が救急搬送されたが、いずれも意識はあるという。
会場は雲雀(ひばり)ケ原祭場地で、競馬場のように馬が走るコースが設けられている。甲冑競馬は、よろいを身にまとった騎馬武者姿の騎手が馬に乗り、コースを駆け抜ける行事。
馬は、コース内を走行中に騎手が落馬し、そのままコースを外れて、周囲の市道に走り出た。まもなく確保されたという。
この日は、呼び物の甲冑競馬と神旗争奪戦が繰り広げられる2日目で、会場には約4万人が訪れていた。【田倉直彦】