【注意】フリマアプリで格安iPhone購入も届いたのは箱だけ、中には謎の手紙が…説明欄にモールス信号?出品者の“驚きの主張”とは

フリマアプリ『メルカリ』で格安の最新iPhoneを購入したところ、届いたのは箱だけで、中身は空だったとして、Aさんが被害を訴えています。さらに箱の中に入っていた手紙には、「モールス信号も使用している」という謎のメッセージが…。悪質な出品者のあきれた言い分とは?
“新しいiPhoneを手に入れたい”と思ったAさんは、フリーマーケットサイト、『メルカリ』を検索しました。そこで見つけたのが、『iPhone17e 256ギガバイト』です。アップル公式の販売価格では、9万9800円もする最新機種で『未使用に近い』ものが、なんと送料込み5万円という正規販売価格の約半額で出品されていました。
しかし、出品者の商品説明欄を見ると、「17ProMaxと、17eを両方買ってしまったので売りましたなので値段は相場より安いです」と、少しおかしな日本語が書かれています。
Q.これを見たときに、違和感はありましたか?
(Aさん)
「安いので、その金額に目が行って購入してしまったので、そこは一つ落とし穴だったのかなと思います」
結局、期待は見事に裏切られ、届いた箱のあまりの軽さに、確信に似た疑いを抱いたAさん。証拠を残すため、動画を撮影しながら開封しました。
(Aさん)
「何これ、軽いんだけど。しかも箱、おかしくない?段ボールに入れていないって、これ完全に詐欺じゃない?送り状取れないんだけど」
iPhoneの箱に、直接送り状を貼り付けて封をしているため、開封作業は難航しました。そしてAさんの予想どおり、iPhoneは入っていませんでした。
箱の中には手紙が入っていて、そこには「商品せつめいを全てよんでください」と書かれていました。さらに裏面には「なお今回はより全ての人にみていただけるよう、モールス信号も使ってます」などと書かれています。
『モールス信号』とは、1830年代のアメリカの発明家、サミュエル・モールスが生んだ通信方式。短いトンと、長いツーを組み合わせて、アルファベットから50音まで表現できます。
改めて出品者のページを見てみると、日本語の商品説明の上のほうに『-・・・----・・--・・-・-』という点と線が書かれています。一見すると、ページを区切る点線にしか思えませんが、よく見ると、トンとツーの組み合わせになっています。これが本当にモールス信号なら、一体、なんと書いてあるのでしょうか?
総務省が公開している解読用のページで、実際に解読してみると、『ハコノミ』と出てきました。
(Aさん)
「笑っちゃいましたね。こんなことあるのかと思った。こういう詐欺は聞いたことなかったので…」
そして、怒ったAさんが「今から運営に連絡します」と出品者へメッセージを送ると…。
(出品者)
「いやあの、商品説明に書いてある通り箱しかないと記載しておりますよ。韓国語スペイン語中国語モールス信号でも書いております」
開き直った出品者の返信がきました。それに怒りを募らせたAさんは強めのメッセージを送信。
(Aさん)
「警察にも今日行ってきますよ。返送するので住所を教えてください」
(出品者)
「中国北京市朝陽区建国路×××号。これ以上は言えません」
(Aさん)
「大丈夫です。警察を通じて教えてもらいます」
(出品者)
「僕は在日です。きょう、もう国へ帰ります。そして日本と中国は国際捜査協力してませんので、僕は国へ帰って終わりです」
Aさんは、あくまで警察に被害を報告すると、出品者に通告しました。すると…
(出品者)
「もうやめましょう。これで貴方も危機管理を覚えたでしょ。次からお互い、再発防止に取り組めばいいじゃないですか」
4月2日、Aさんは警察に被害を報告。相談を受けた警察は現在、詐欺事件として捜査を進めています。
(Aさん)
「安いものは早く買わないと、という心理が働くが、今後は一歩、踏みとどまりたい」
Q.これは明らかに詐欺ですよね?
(亀井正貴弁護士)
「明らかに詐欺ですね。一般消費者の常識からどう判断するかということもありますし、箱で5万円というのはあり得ないので、詐欺であることは明らかです」
Q.出品者を捕まえるのは難しいですか?
(亀井弁護士)
「中国に帰られると、引き渡し条約を結んでいないので、難しい話になってきます」
この件に対して、『メルカリ』は、購入者に対しては全額補償をしました。そして出品者に対しては、利用を制限し、ページを削除したということです。
『メルカリ』担当者によると、「トラブルに遭わないために、商品到着後は問題がないことを確かめた上で受取評価をお願いします。問題がある場合は、『全額補償サポートプログラム』等で対応します。まずはお問い合わせください」ということです。
(読売テレビ「情報ライブミヤネ屋」2026年5月8日放送)