「ご遺体の写真を見て“こんな姿にしてしまった”…」内田梨瑚被告の共犯・小西優花受刑者が口にした後悔の念…「リコさんはでたらめ、全部ウソ」とも証言【旭川・女子高生転落死】

2024年4月、当時17歳の被害者Aさんが北海道旭川市の景勝地「神居古潭」の吊り橋から転落死した事件。殺人罪などで起訴されている内田梨瑚被告(23)が「殺意はなく、(Aさんを)橋から落下させてもいない」と主張する一方、共謀の小西優花受刑者(21)は、同じく殺人罪などで起訴され、すでに懲役23年の有罪判決が出ている。
5月27日に旭川地裁で行われた第3回公判では、小西優花受刑者(21)が証言席に立ち、「リコさんがAさんの肩甲骨のところを両手で押した」とAさんが橋から転落する瞬間の様子について語った。
その後、小西受刑者は、内田被告にAさんのスマホを破壊することなどを指示されたという。また、当日の出来事について口外しないことも命じられた。
「『警察に何か聞かれても黙秘して。同じ服は着るな。リコとのトーク消して。X(当時16歳の仲間の少年)とも口裏合わせて、しゃべんな』と言われた。Aさんのスマホは、『川に投げて』と言われ、捨てました」(小西受刑者の証言、以下同)
内田被告に厳しく命令されたものの、小西受刑者は、ひとりで不安を抱えきれなかったようだ。検察側は、小西受刑者が事件から約5日後に家族に送ったという「警察にパクられるかも」「留萌の子を拉致って暴行して、リコさんが神居古潭で全裸にして川に投げたんだよね」というメッセージを読み上げた。
逮捕後、なぜ小西受刑者は警察に事実を話すことを決断したのか。小西受刑者は、「リコさんはでたらめ」という言葉を交えながら、胸の内を吐露した。
「警察でAさんのご家族の調書を読んで、”こんなに愛された大切な命を奪ってしまった”と感じた。また、ご遺体の写真を見て、”こんな姿にしてしまった”と思いました。
リコさんの調書を読むと、リコさんはでたらめで、最初から最後まで全部ウソ。自分の知らない別の事件のように感じたので、私だけでも本当のことを話そうと思いました」
小西受刑者はすでに公判を終えて、刑務所で日々を過ごしている。現在の心情として、遺族への謝罪も述べた。
「ご遺族がどんな気持ちでAさんを探し続けていたのか想像すると、後悔と反省を感じます。償いの気持ちで受刑生活を送っていくが、ご遺族の方々にとって一番の償いは、私たちが死ぬことだと思う。本当に申し訳なく思います」
実刑判決を受けている小西受刑者だが、今後は「命ある限り遺族に償い続ける」と述べた。
「お金じゃないとは理解しているが、それでも刑務所内でできることを探したいので、作業報奨金で(遺族に)賠償させていただきたい。私の命がある限り、償わせていただきます」
内田被告の座席近くにはパーテーションが設置され、証言席は見えない状態だったが、小西受刑者が証言する間、表情にほとんど変化は見られなかった。
小西受刑者の反省の弁をどのような思いで聞いていたのか──。