自衛隊機へのレーダー照射受け見送られていた海自と韓国海軍の共同訓練、9年ぶり再開

海上自衛隊は8日、9年ぶりとなる韓国海軍との捜索・救難共同訓練を7日に五島列島西方の海域で行ったと発表した。2018年の韓国艦艇による自衛隊機へのレーダー照射などを受けて見送りが続いていたが、今回の訓練再開で防衛協力に弾みがつきそうだ。
訓練は北朝鮮によるミサイル発射問題を背景に1999年に始まった。2017年の実施を最後に見送られてきたが、今年1月の日韓防衛相会談後に発表された共同文書で再開が明記された。
7日の訓練には、海自のイージス艦「こんごう」や哨戒ヘリコプター、韓国軍の揚陸艦などが参加。海上での火災を想定した捜索・救難訓練や、海自の哨戒ヘリが韓国揚陸艦に着艦するなどの訓練を行った。
海自トップの斎藤聡・海上幕僚長は2日の記者会見で、「今後の日韓における防衛協力・交流の促進につながる」と強調した。