2024年、不動産会社社長の男性を殺害してキャッシュカードなどを奪った上、遺体を琵琶湖に遺棄した罪などに問われている女の裁判員裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。
強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われているのは、愛知県北名古屋市の元風俗店店員・市橋由衣被告(29)です。
起訴状などによりますと、市橋被告は、2024年1月、当時会社員だった愛知県豊川市の加藤徹被告(47)とともに、不動産会社社長の男性の首を絞めて殺害し、奪ったキャッシュカードで合わせて現金約400万円を引き出した上、滋賀県近江八幡市の琵琶湖岸に遺体を遺棄した罪などに問われています。
8日から始まった裁判員裁判で市橋被告は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めました。また、弁護側も「(市橋被告は)最終的に自分のしたことを認め、振り返り反省もしている」などと訴え、刑を軽くするよう求めました。
一方、検察側の冒頭陳述によりますと、市橋被告は、ホストクラブで遊ぶため、被害者の不動産会社社長の男性から借金をしていて、その返済を求められたため、風俗店の客だった加藤被告と共謀して男性宅に強盗に入る計画を立てたということです。
検察側は「『被害者の生命や財産が奪われた事実、また犯行で市橋被告がどんな利益を得たか』に着目し量刑を考慮してほしい」と指摘しました。
裁判の争点は量刑で、判決は今月16日に言い渡される予定です。加藤被告の裁判の日程は決まっていません。