静岡県伊東市の前市長、田久保真紀被告(56)=在宅起訴=の学歴詐称疑惑で、静岡地検は10日、追送検された公選法違反など三つの容疑について、いずれも嫌疑不十分で不起訴とした。
県警が4日、追送検していた。地検によると、市議会調査特別委員会(百条委員会)への出頭を拒否するなどした地方自治法違反容疑は「犯罪の成立を立証するには難がある」と判断。報道機関に虚偽の経歴を伝えて掲載させた公選法違反と、市長当選後に市の広報誌に虚偽の経歴を載せて発行した虚偽公文書作成・同行使の両容疑についても、「関与を認めるのは証拠上困難」とした。
捜査関係者によると、田久保被告は県警による任意聴取で、3容疑とも犯罪の成立を否定していた。 [時事通信社]