外国人採用取りやめ検討の三重県、方針公表巡り知事「不確定要素多くいつ頃と言える状況でない」

三重県が検討している外国人の採用取りやめを巡り、一見勝之知事は17日の定例記者会見で、方針の公表時期について「まだ不確定要素が多い。いつ頃と言える状況ではない」と述べた。
毎年実施する「県民1万人アンケート」の結果の公表は例年は4月中旬~6月初旬で、採用取りやめの賛否も尋ねた今回はその他の質問を含め結果はまだ公表していない。一見知事は2月の定例記者会見で、公表時期は例年並みか少し遅れる可能性があるとの見方を示していたが、この日は「(内容を)分析中で、そこを踏まえて判断しなければいけない」と説明。慎重に検討を続ける姿勢を示した。
県が採用の見直しを議論する背景には、他国への情報漏えいのリスクなどがある。一見知事はこの日の会見で、紛争時などに標的となり得るインフラにダムや橋を挙げ「(県職員は)管理職に限らず、一定の職ならアクセスできる。情報が漏れないよう注意深く対応する必要がある」と述べた。
県の情報が漏えいした場合の責任については「組織の管理者として注意義務違反を問われる可能性がある」と語った。