鹿児島県姶良(あいら)市立中の生徒が、別の生徒を土下座させ、頭を押さえつけて道路をなめるよう指示しているような動画がSNS上で拡散した問題で、市教育委員会は23日、記者会見を開き、映っているのは同市立中の生徒だと認めた。いじめ行為が確認されたとして、第三者を交えた調査を進める。
市教委によると、動画は8日に同市内で撮影され、撮影者を含む3人は同じ市立中の生徒だったという。学校側は19日に動画が投稿されているのを把握し、20日から生徒と保護者らに事情を聞いていた。加害生徒は行為を認め、被害生徒も「させられたことが嫌だった」と話したため、市教委はいじめ防止対策推進法の「重大事態」の可能性もあるとして調査する。
市教委は拡散の経緯についても調べる方針。前田光久・市教育長は会見で「いじめの未然防止や情報リテラシーを一層高める取り組みを進める」と述べた。