熊本県八代市議会は1日、自民党市議団の永江恵子市議が新人議員に体当たりし威圧とも取れる発言をしたとして、陳謝させる懲罰動議を可決した。新人議員は市庁舎建て替えの汚職事件を巡り、別の議員への懲罰動議を提出した後だった。別の議員への懲罰動議は否決された。
永江氏は1日の本会議で「体当たりしたことおよび『新人議員は関わるな』と発言したことは誠に申し訳ありませんでした」と陳謝した。
新人議員は6月16日、他の議員と共に、汚職事件に関する調査特別委員会(百条委員会)の審議を妨害したなどとして、自民党市議団の議員3人に対する懲罰動議を提出。本会議後、永江氏に体当たりされた。
目撃した市議によると、永江氏は本会議場を出た新人議員に背後から3回体当たりした。永江氏も1期目で、懲罰に関する委員会では「同期として心配する趣旨で声をかけた」と釈明したという。
汚職事件では、熊本地検が同市の成松由紀夫市議をあっせん収賄罪などで起訴している。