学校法人純美礼(すみれ)学園は3日、滋賀短期大学(大津市)の2028年度以降の学生募集を停止すると発表した。
同短大によると、18歳人口の減少や4年制大学志向の高まりなどでこの10年以上、入学者は定員を下回っている。今春の入学者は定員230人に対して165人だった。学園理事長の秋山元秀学長は記者会見で、「定員の削減や学科縮小などでも安定した経営の維持は困難と判断し、苦渋の決断に至った」と述べた。最後に入学する来春の学生が卒業する28年度末以降に閉学する。
同短大は1918年創設の裁縫学校をルーツに70年、滋賀女子短期大として開学した。2008年、男女共学化に伴って現在の名前に変更。デジタルライフビジネスと幼児教育保育の2学科からなり、約1万6000人が卒業している。閉学に伴い付属幼稚園も29年度末で閉園するが、付属高校と付属すみれ保育園は存続する。
滋賀県内では保育士を養成する教育機関が相次いで学生募集の停止を発表しており、今後は東近江市のびわこ学院大(4年制)だけになる。【北出昭】