茨城県古河市で女性の上下の唇を糸で縫い合わせたとして、女性と同居する女が逮捕されました。被害者の女性は、唇が縫われた状態で近くのお店に駆け込み「助けて」と書かれた紙を見せたということです。
7日朝、カメラに気づき、顔をそらす女。送検された櫻井政恵容疑者(49)です。
容疑は同居していた42歳の女性にケガをさせた傷害の疑い。櫻井容疑者は女性の上唇と下唇を、糸を通した針で縫い合わせたとみられているのです。
警察によりますと、事件が起きたのは先週月曜日(6月29日)の昼過ぎ。櫻井容疑者は、この家で同居していた女性の唇を複数回、縫い合わせたといいます。翌日、女性は、櫻井容疑者が外出した隙を見て、部屋を脱出。そして…
守下綾乃(every.取材班)
「被害者の女性は現場から歩いて5分ほどのお店に助けを求めに行ったということです」
口が開けられないほど唇が縫われた状態で近くの店に駆け込み、切れ端のような紙に「助けて」と書いた文字で助けを求めたといいます。
助けを求められた店の人によりますと、女性はマスク姿で店の中へ。紙には他にも「警察を呼んでください」「話せません」と書かれていたということです。
女性のケガの程度はわかっていません。
警察に対し女性は「容疑者が怖くて逃げられなかった」と話しているということです。
櫻井容疑者から逃げ出せないほどの恐怖を感じていたのでしょうか。
去年4月から同居していたという櫻井容疑者と被害者の女性。近所の人は、1か月ほど前、“異様な光景”を目撃していたといいます。
先月、現場となった住宅の敷地内を撮影した写真には、外で膝を抱えて座る女性の姿が。
近隣住民
「夜中から朝までずっと座っていた。雨の中、土砂降りの中、自分が仕事行く時、座っている。ドア開けるとこっち向くけど、うずくまっている感じ」
──やらされている感じ?
近隣住民
「そうですね」
その光景は一度ではなかったといいます。
近隣住民
「最初は(女性が)土砂降りの中、寝ていた。外で。それが1週間ぐらい続いた。いつも5時ごろ仕事出るけど、雨の時でもそこに座っている。夜も帰ってくればそこにいる」
近所の人によると、付き合いがあまりなかったという櫻井容疑者。
近隣住民
「(櫻井容疑者が)引っ越してきた時から近所との付き合いがないから、どういう人が入ってきて何の仕事をやっているのか(わからない)。普通は大体しゃべる。そういうことがない」
近隣住民
「挨拶も何にもないから、どういう人だかなんだか。大体話したこともないから、変わった人だなと思っている」
一方で、被害女性以外の同居人を目撃していたといいます。
──何人ぐらい住んでいる?
近隣住民
「4・5人はいたんで」
──4・5人?
近隣住民
「男が2人とか女が3人とか。『複雑な関係なのかな』とみんなが言っていた。だから『なんだか変な人が来たね』と」
近所でも会話になるほど異様だったという櫻井容疑者と同居人の関係。櫻井容疑者と以前、飲食店で働いていたという人は…
同じ店で働いていた人
「トラブルが多かった。SNSにお客様のことを勝手に載せたり、本人に注意するけど1回では済まなかった。いろんなトラブル起こして最終的にやめていただきました。あることないことウソをつく感じでした。怖いものを秘めているという印象は受けたことはある」
警察は、被害女性が「櫻井容疑者のことが怖くて逃げられなかった」と話していることから、監禁事件の可能性もあるとみて捜査しています。