一度「受け子」を了承した16歳少年、怖くなって連絡絶ったが呼び出され監禁…容疑で男ら3人逮捕

少年(当時16歳)に特殊詐欺の「受け子」をさせようと監禁したとして、山形県警は8日、千葉県の20歳代の男2人と、少年の計3人を営利略取と監禁の疑いで逮捕した。「闇バイト」を通じた組織的な犯行とみて、グループの実態解明を進めている。
発表によると、逮捕されたのは、いずれも職業不詳の同県市原市の男(23)、千葉市花見川区の男(24)と、同市の少年(17)の3人。
3人は共謀し、5月24日午後6時50分~7時55分頃、同市の路上で少年(詐欺容疑などで逮捕、家裁送致)を取り囲んで首を絞め上げ、公園のトイレに連行し、「出んなよ。本当に殺すぞ」などと、脅迫して監禁した疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。
県警総合戦略特別捜査隊によると、受け子の少年は、3人と知人関係で、20歳代の男2人から勧誘を受けて一度了承したが、恐怖で断ろうと2人との連絡を絶った。5月24日、今回逮捕された少年に呼び出され現場に向かうと、男らから暴行を受け、監禁されたことで受け子の実行を強いられたという。
受け子の少年は同25日、山形県内に入り、26、27日に山形市内の女性から計547万円をだまし取った。この少年は奪った現金をその都度、新幹線で首都圏に運び、回収役に渡していたという。28日、天童市内の住宅で孫の上司を装って現金300万円を受け取ろうとしたところ、「だまされた振り作戦」に引っかかり、詐欺未遂容疑で現行犯逮捕され、その後詐欺容疑で再逮捕された。