奈良県十津川村は、観光地の谷瀬の吊り橋に「二輪車通行禁止」と記載した看板とポールを設置した。村広報班の公式X(旧ツイッター)でも「吊り橋は歩いて渡って」と注意を呼び掛けている。
観光客が今年6月、SNS上にバイクで吊り橋を渡る写真を投稿したことを受け、設置を決めた。同月11日から看板などを設置している。
谷瀬の吊り橋は、長さ297メートル、高さが54メートルあり、日本有数の長さを誇る。令和7年度には、約16万6000人が訪れ、人気の観光スポットになっているが、谷瀬集落の住民らが資金を出し合って架けた「悲願の生活道」でもある。
村によると、かつて地元住民らがバイクや自転車で渡ることもあったが、最近は村民の多くが別の車道橋を利用しているという。村の担当者は観光客に対し「地域の日常に配慮した利用をお願いしたい」としている。