加熱式たばこの健康影響「可能性否定できない」、主・副流煙ともに発がん物質含む有害物質検出…厚労省が初見解

厚生労働省は16日、加熱式たばこによる健康への影響に関する初めての見解を公表した。同省研究班の調査に基づくもので、主流煙、副流煙ともに発がん物質を含む有害物質が検出され、健康への影響の可能性が否定できないとした。受動喫煙対策を話し合う専門委員会で示した。
加熱式たばこは、専用の加熱装置でタバコ葉を加熱する。研究班の報告によると、販売量は年々増え、国内のたばこ販売量の約半数を占める。
見解では、紙巻きたばこは能動喫煙、受動喫煙ともに健康への影響が明らかとする一方、加熱式たばこは健康影響の可能性が否定できないとした。加熱式たばこが紙巻きたばこに比べ、影響が少ないという科学的根拠はないともうたった。
厚労省は今後、研究班の報告などとともに、見解をウェブサイトなどを通じて周知する。