暖かく湿った空気が入り込んだ影響で、北関東などでは17日夜、局地的に大雨が降り、住宅に土砂が流れ込んだり、浸水したりする被害が出た。
栃木県足利市小俣町では同日午後10時頃、「建物が倒壊している」と近隣住民から119番があった。足利署などによると、2階住宅の1階部分に裏手の山から崩れた土砂が流れ込み倒壊した。この家に住んでいるとの情報がある60~70歳代の夫婦と連絡が取れず、18日未明から重機を使って捜索作業が行われている。
現場はJR小俣駅の北西約300メートルの住宅地。近所に住む夫婦の知人という男性(75)は「携帯に電話をしたがつながらない」と心配そうに話した。
気象庁によると、同市では18日午前2時20分までの12時間降水量が232・5ミリで、観測史上最大を記録した。当時、レベル4大雨危険警報とレベル4土砂災害危険警報が出ていた。
群馬県でも住宅被害が出た。県によると、18日午前7時時点で太田市や前橋市などで計37棟が床上・床下浸水し、太田市では午前6時半現在、55人が避難所に避難していたという。同市などでは道路が冠水し、複数台の車が立ち往生した。