≪奈良・母娘死体遺棄≫「妻とは同じ村出身で仲が良さそうだった…」逮捕された不倫男(37)2月頃に「仕事やめたい」と無断欠勤、母親は不審男に液体をかけられケガの“怪”

〈≪奈良・母娘を死体遺棄≫「なぜ不倫相手と娘を…」休日にBBQ、プール遊び…逮捕されたマイホームパパ(37)のもうひとつの顔…母との接点は介護会社「毎日のように車が」〉から続く
奈良市内の山中で女性2人の遺体が見つかった事件で、三重県警は7月17日、死体遺棄の疑いで奈良市在住の会社員・今北享宏容疑者(37)を逮捕した。遺体のうち1人は、今北容疑者と不倫関係にあった女性だった。
《画像》「不倫関係だった…」遺体で発見された母と娘、今北容疑者の白いマイホーム、「仕事やめたい」と話していた勤務先の名刺

福祉用具会社で主任を務めていた今北容疑者は、母娘の行方が分からなくなった2月ごろから「仕事をやめたい」と漏らし始め、逮捕前には無断欠勤を続けていたという。事件前後、今北容疑者に何があったのか。
行方不明となる直前、母親が不審な男から液体をかけられた…
遺体は三重県伊賀市に住む40代の母親と確認され、もう1人はその20代の長女とみられている。
「2人は今年2月上旬から行方不明になっていました。捜査の過程で、2人が行方不明となる3日前の2月7日、母親が不審な男から顔にミスト状の液体をかけられ、転倒してケガをしていたことが判明したのです。母親は当時、今北容疑者に助けを求めたのち、10日に一緒に被害届を出す予定を立てていました。
しかし、2月9日に今北容疑者と一緒にいたことが確認されたのを最後に、母娘ともに連絡が途絶えてしまいました。
発見時、2人の遺体は緑色のビニールシートに包まれた状態で草むらの中に横たわっていました。調べに対し、今北容疑者は『1人で遺棄した』などと容疑を認めています」(全国紙社会部記者)
死体遺棄容疑で逮捕された今北容疑者には妻子がいたものの、被害に遭った母親と不倫関係にあったとされる。また、三重県伊賀市に本社を置く介護用品会社の伊賀営業所に所属する現役社員だった。
同じ会社の従業員が今北容疑者の仕事ぶりについて、こう明かす。
「今北くんのやっていた業務の部署はみんな働き始めた時から主任という肩書きがつくんで、はっきり言ってヒラと一緒です。だから優秀とかそんなんとは違います。
それに福祉用具専門相談員も福祉住環境コーディネーター二級もこれらも入社してから取らされる資格でみんな持っています。僕の中では今北くんが特別仕事できるという印象もありませんし、どちらかというと成績的には目立ってないという印象でした。
顧客は各種福祉施設もそうですし、個人の方もいます。場合によっては個人の方のお宅に頻繁に出入りする事もありますね」
「仕事をやめたい」と漏らし、逮捕前には無断欠勤
取引先や利用者の間での評判は、決して悪いものではなかった。昨年5月に自宅へ介護用品の設置を依頼したという男性は、当時の印象を語る。
「ケアマネジャーさんと一緒に自宅に来られ、ハキハキとしたきちっとした対応で名刺交換をしました。おかしな感じや怪しい雰囲気はまったくなく、ごく普通の営業マンというイメージしかありませんでした」
一方で、今年2月ごろから今北容疑者の勤務状況には変化が見られた。
介護関連会社の関係者によると、今北容疑者はこのころから「仕事をやめたい」と漏らし始めていたという。そして逮捕前には、職場へ何の連絡もないまま無断欠勤を続けていた。
社員の逮捕を受け、勤務先の本社は報道陣の取材に応じた。対応した担当者は冒頭で謝罪文を読み上げ、「弊社従業員が逮捕されたことは極めて遺憾であり、厳粛に受け止めております。被害者とご遺族に心よりお悔やみ申し上げます」と陳謝した。
担当者は、今北容疑者が同社の従業員であることは認めたものの、具体的な勤務歴や配属部署、社内でのトラブルの有無については「捜査に影響を与えるため」として回答を控えた。
また、被害者の女性が同社の顧客だったかどうかや、営業活動の際に単独で訪問していたかなどの業務内容についても、「捜査中であり、不要な臆測を呼ぶ可能性がある」として説明を避けた。
「同じ村出身で結婚…仲が良さそうだった」
一方で、今北容疑者の実家付近に住む住民からは、事件に驚く声が聞かれた。
「近隣では仲いい夫婦にしか見えませんでしたよ。自分の実家にも奥さんの実家にも、お子さんを連れて頻繁に帰ってきていましたから。2人が結婚した時は同じ村出身の結婚ということで周囲も本当に喜んでいたんです。ここ最近も子どもを連れてきていたのに、なんだってあんな事件に……。奥さんやお子さんが本当にかわいそうですよ」(地元住民)
今北容疑者は、なぜ交際相手だった女性らの遺体を山中に遺棄したのか。警察は、2人が死亡した経緯や事件前後の足取りについても慎重に調べている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班