3日の記者会見で、小泉進次郎防衛大臣は、熊本県で続く断水被害への災害派遣の活動状況を説明した。
【映像】小泉大臣「先手先手で対策を」支援状況を報告
まず、小泉大臣は自衛隊は現在、5100人態勢で活動を継続していることを報告した。そして給水支援について、熊本県は連日厳しい暑さが続いていることを踏まえ「昨日は給水部隊が、熊本県内計58カ所において412トンを給水しました。昨日までの給水総量は約1539トンであり、延べ約77万人の方々への給水を行ったことになりますが、これは熊本県の人口の約3分の1以上に匹敵する水量です」と説明した。
また3日は県内50カ所で給水車87両、隊員約230人による給水支援を実施しているとした。
小泉大臣は人工透析に必要な水が不足した病院への対応にも触れ、「昨日は宇城市で3カ所、宇土市で1カ所、八代市で3カ所、菊池市で1カ所の計8カ所の病院に計223トンの給水を行いました」と報告。
小泉大臣、入浴支援と断水への支援についても報告
入浴支援については「陸上自衛隊・海上自衛隊により、熊本市、宇城市、八代市、氷川町の4カ所で入浴支援を実施しております」とした上で、「昨日から新たに氷川町の氷川中学校で、航空自衛隊による水再生循環システムシャワーを使った入浴支援を開始しました。本日は陸上自衛隊が、1000人規模で被災者のいらっしゃる宇城市の小川防災拠点センターと宇土市の宇土市役所において、入浴支援の開始に向け調整しております。これで、熊本県内5市町において、入浴支援を実施することになります」と説明した。
また断水への支援については、八代港では大型輸送艦「くにさき」による支援を実施しており、「船内にも浴槽を設置し、入浴支援を継続するほか、洗濯支援、充電支援、健康相談、キッズスペースの設置など大型輸送艦の特性を生かした大規模な支援を実施しております」と紹介した。そして3日から入浴支援の終了時刻を午後9時から午後10時へ延長することも報告。
さらに、防衛省は経済産業省と連携し、水循環型シャワーセット80セットを航空自衛隊の輸送機で熊本県へ搬送したことや、より大規模な入浴・宿泊・食事支援を行うため、PFI船舶「はくおうII」が近日中に八代港へ到着予定であると明らかにした。
最後に「引き続き、被災された皆様が『困っている』という声を一つひとつ受け止め、給水支援をはじめとした生活支援について、必要な支援を必要な場所へ必要なタイミングでお届けできるよう、先手先手で対策を講じつつ、被災者の皆様に寄り添った活動を実施してまいります」と述べた。(ABEMA NEWS)