交代する佐賀県警のトップが6日、離任会見を行いました。元職員によるDNA型鑑定不正問題について、改めて謝罪しました。
■佐賀県警・福田英之本部長
「(DNA型鑑定不正について)大変申し訳ないことだと思っています。」
7日付で警察庁へ異動する佐賀県警の福田英之本部長は、6日の離任会見で、元職員によるDNA型鑑定不正問題について改めて謝罪しました。
佐賀県警では2024年、科学捜査研究所の職員だった冨永剛弘被告(43)がDNA型鑑定などで不正を繰り返していたことが発覚し、その後、虚偽有印公文書作成などの罪で起訴されました。
県警の調査で「不適切な取り扱い」が129件確認され、去年10月からことし6月にかけて実施された警察庁による特別監察では、新たに110件の「不適切な取り扱い」が判明しました。
このうち13件について、県警は6日、本来、実施すべきDNA型鑑定を行わず、ウソの文書を作成するなどしたとして、冨永被告を追送検しました。
この問題をめぐっては、佐賀県議会や弁護士会が第三者による調査を求めていましたが、福田本部長は「(特別監察で)徹底した事実解明がされた」として外部の調査を否定していて、離任会見でも言及はありませんでした。