江別市の公園で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件の裁判。札幌地裁は主犯格とされていた川口侑斗被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
当時20歳の男子大学生の命が理不尽に奪われた事件。犯行を主導した男に判決が言い渡されました。
裁判長)
「主文、被告人川口を無期懲役、少年Aを懲役30年に処する」。
裁判長から言い渡されたのは求刑通りの判決。川口被告は表情を変えることなく、まっすぐ前を向いて聞いていました。
川口被告と当時17歳の少年は八木原亜麻被告、川村葉音被告ら4人と共謀しおととし10月、江別市の公園で大学生の長谷知哉さんを暴行して死亡させ、現金などを奪ったとして強盗致死などの罪に問われていました。
これまでの裁判で検察側は川口被告に無期懲役、当時17歳の少年に懲役30年を求刑。一方の弁護側は、川口被告には懲役25年、当時17歳の少年には最長で懲役20年が相当だと主張していました。
きょう(7日)の判決を見守ろうと、札幌地裁には一般傍聴席52席に対して、197人が並びました。
並んだ人
(20代男性)「無期懲役が求刑されているのでどうなるのかなと。ひどいことをやってしまっているとしっかり受け止めて(ほしい)」。
(40代女性)「今回判決を受けて、本当に少しでも反省してもらえたらいいなと思っている」。
午後1時半から行われたきょう(7日)の判決。札幌地裁の高杉昌希裁判長は川口被告について…。
裁判長)「終始共犯者を主導し、本件の主犯であるとの評価が相当である」などとして無期懲役の判決。
また、当時17歳の少年には「主導したとまでは言えないが責任は重い」などとして懲役30年を言い渡しました。
30分ほど続いた裁判の最後に裁判長は2人の被告に対してこう語りかけました。
裁判長)
「どうしてこのようなことになったのか自分のどこが問題だったのか一生涯考えつづけてほしい。それが最低限果たさないといけない責任。どうかそこから逃げないでしっかりと向き合ってほしいと思います」。