豪雨被害を受けた千葉県は15日、同県いすみ市の70歳代男性が用水路で死亡していたと発表した。同市での雨の降り方の詳細が不明のため豪雨との関連は精査中だが、この男性を含めた死者は計9人となった。
住宅被害(床上・床下浸水含む)は確認作業が進み、14日の178棟から1160棟に拡大。県庁などの「一時滞在施設」に身を寄せていた帰宅困難者らは15日午後5時時点で0人となり、停電も解消した。
行方不明者は千葉市若葉区の男性1人。県警は同日午前11時前から同区北谷津町の都川で男性の捜索を引き続き行ったが、この日も見つからなかった。
JR東日本によると、東金線の大網―成東駅間、外房線の本納―茂原駅間は16日に運転を再開する見通しだが、外房線の誉田―本納駅間は線路下の土砂が流出するなどして再開に時間がかかるという。
NEXCO東日本によると、圏央道の松尾横芝インターチェンジ(IC)―茂原長南IC間と、千葉東金道路の山田IC―東金ジャンクション(JCT)間は通行止めを解除する見通しが立っていない。
同県の熊谷俊人知事は15日、佐倉市の被災地を視察後、記者団の取材に対し、被災自治体の災害復旧事業の財政負担を軽減する「激甚災害」の指定を国に要請する考えを示した。