生活支える井戸水が出ない…理容室にも影響 “断水世帯”に含まれず 熊本・八代市

熊本地震後、断水が続く八代市。暮らしを支える井戸水が出ない影響は、営業を再開した理容室にもおよんでいました。
――地震後、カット初めて?
八代市民「初めて」
震度6強を観測した八代市の理容室「ヘアーサロンもりもと」。地震後、1週間ほどで営業を再開しましたが…。
――今はお水は?
ヘアーサロンもりもと 森本由美子さん(59)「出ません。生活用水は前の農家さんが桶に入れてくれる。飲み水とかは、前のコミュニティセンターに取りに行ってます」
今も断水が続いています。昭和8年の創業以来、10年前の熊本地震の時でも断水したことはありませんでした。
八代市は地下水が豊富なため自宅の敷地に井戸を掘る人が多く、およそ11万7000人の八代市民のうち半分近くが井戸水を利用しています。
森本さんも、その1人です。営業に支障が出ていました。
ヘアーサロンもりもと 森本由美子さん(59)「シャンプーができないですね。ついている髪の毛を拭きとるみたいな感じ」
復旧するには、井戸を掘り直す必要がありますが、業者に依頼が立て込んでいるため復旧のめどは立っていません。
八代市によると井戸水に関する相談は1日で100件を超える日もありますが、県や八代市が発表する断水世帯には「井戸の利用世帯」が含まれておらず、全容がつかめない現状です。
八代市民「トイレは用水路が流れているので、そこで汲んで上積みだけ捨てる。洗濯はコインランドリー行くけど、そんなにしょっちゅう行かれないし」
市民生活に欠かせない井戸水。1日も早い復旧が待たれます。