「遺体なき死体遺棄」初公判 被告の夫は完全黙秘 人定質問にも答えず

2年前に大阪で起きた事件は、遺体が見つかっていない中、初公判を迎えました。妻に暴行を加え死亡させた罪などに問われている夫は、すべての質問に黙秘しています。
【画像】「救急車とパトカーが複数台」近隣住民が語る当時の状況
逮捕された夫は“完全黙秘”
裁判長

「名前を教えてください」
黒木佳史被告

「…」
裁判長

「生年月日も含めて言いたくないですか?」
黒木被告

「…」
裁判長

「人定質問に黙秘権はありませんが、それでも答えたくないですか?」
黒木被告

「…」
17歳年上の妻・いずみさん(当時52歳)を暴行して死亡させ、遺体を遺棄した罪などに問われているのは、黒木佳史被告(36)です。
近隣住民

「そもそも夫婦と分からなかった、年が離れているから。親子にしては変やし」
夫婦に何があったのでしょうか。逮捕の決め手となったのは、防犯カメラの映像でした。
防犯カメラに大きな荷物
おととし5月、大阪の住宅地で「男女の争う声が聞こえた」という通報を受け、警察が自宅を訪問しましたが、夫婦とは会えませんでした。
近隣住民

「一回叫び声が聞こえて、救急車とパトカーが複数台来ていると聞いた。(夫は)不思議は不思議。何の仕事してるか分からないし。タクシーでよく出かけるのは見かけた」
翌年2月、夫の黒木被告が死体遺棄の容疑で逮捕されます。逮捕の決め手の一つとなったのが、防犯カメラです。
夫と知人の男が妻の遺体とみられる大きな荷物を車に運びこんでいる姿が映っていました。
判決は10月20日言い渡し
遺体が見つからないまま行われた19日の初公判。弁護側は、傷害致死と死体遺棄については無罪を主張しました。
一方、検察側は黒木被告が「妻が動かない。自首する」と知人に話していたことなどを指摘しました。
判決は10月20日に言い渡されます。
(2026年8月20日放送分より)