エアコン室外機の盗難急増 銅など内部の金属狙われる 被災地も注意を

エアコンの室外機の窃盗が依然として相次いでいます。専門家は豪雨や地震の被災地は特に注意だと指摘しています。
【画像】最高気温39.1℃を記録した大分・日田市
危険な暑さ続く中 盗難被害
容赦なく照りつける太陽。大分県日田市では23日、最高気温39.1℃を記録しました。
各地で厳しい暑さが続く中、今、私たちの生活を脅かす犯罪が相次いでいます。
宮城県在住の女性

「まさか持っていかれるとは思っていなかった。びっくりした。気持ち悪い」
宮城県に住む女性が盗まれたのは、エアコンの室外機です。
「見た感じホースを切られていた。ホースを切って、そのまま本体持っていったと思う」
盗まれないための対策は?
警察庁によると、エアコンの室外機の盗難は、2024年に全国で3397件確認されました。
2020年と比べると、およそ13倍に急増しています。
一般社団法人エアコン取付工事士協会
平松功陽代表理事

「(盗難は)ありますね。盗難されたという話は聞く」
被害が増えている背景の一つが、室外機に使われている金属です。
室外機の内部には、アルミや銅管などの金属が使われています。中でも銅の価格はこの10年でおよそ2倍に高騰しています。
「(使用年数は)関係ないです。20年前のエアコンも、去年のエアコンも鉄くずとしては同じ価格」
どう対策をすればいいのでしょうか。
「(Q.室外機を盗まれないための対策は?)植木鉢を室外機の上に乗せるだけでもいい。『室外機カバー』をかぶせるのもいい。(室外機の)目の前に自転車を置くだけでもいいし。中にはチェーンを室外機に巻いている方もいる。犯人から『このエアコンやりづらそう』と思われれば良い」
被災地は注意 窃盗標的に
23日は、千葉豪雨の影響で一部の区間で運転見合わせが続いていたJR外房線が全線で運転を再開しました。
徐々に日常を取り戻しつつある一方で、避難などで人が離れた住宅や、水没した室外機などが残る被災地は窃盗の標的になる恐れがあるといいます。
現に熊本地震の際には、住民が避難して留守になった住宅からエアコンの室外機が盗まれるという被害が発生していて、注意が必要です。
(2026年8月24日放送分より)