実の妹である近内悠里さん(23)の遺体を自宅に遺棄したとして、死体遺棄の容疑で福島県郡山市に住む片岡諭志容疑者(27)が8月28日に逮捕された。容疑者は27日2時47分ごろ、「妹を自宅に置いてきた」などと自ら110番通報し、死亡についても関与をほのめかしているという。
現地取材を進めると、片岡容疑者と近内さんはバーを共同経営しており、界隈では「大の仲良し兄妹」として有名だった。兄妹仲のいい2人に、どんなトラブルが起こっていたのか──。キー局社会部記者が解説する。
「逮捕容疑は27日未明から翌日3時頃までの数時間の間、近内さんの遺体を遺棄したもの。当初、近内さんの遺体には目立った外傷が認められませんでしたが、福島県警が司法解剖を行った結果、首を圧迫されたことによる窒息で亡くなった可能性があると判明しました。
捜査関係者によると、容疑者は近内さんの殺害に関与した旨の供述をしているようですが、供述が曖昧な部分もある。2人が事件の数時間前まで市内の飲食店で会っていたこともわかっており、近内さんが別の場所で死亡し、容疑者が遺体を自宅アパートまで運んだとみて捜査が進められています」
遺棄現場とされるのは、JR郡山駅から車で10分ほどの距離にある2階建ての賃貸アパート。総戸数は10戸の、2024年に建てられたばかりの賃貸物件だ。同じアパートに住む住民の話。
「ニュースを見て、うちのアパートで事件があったと知ってびっくりしました。28日は朝から警察が来ていましたが、特に大きな音とか、騒いでいるような声も聞いていませんね。マナーも良くて、物騒なトラブルもないアパートなので、本当に驚きです」
逮捕時の肩書きが「飲食店経営」となっているように、片岡容疑者はJR郡山駅前の雑居ビルのテナントで、ガールズバーを切り盛りしていた。店が開店したのは、昨年12月のことだという。同じビルの飲食店の店主が語る。
「姪っ子が産まれたばかりで…」
「去年12月に店がオープンしたときお兄ちゃん(片岡容疑者)と男性の従業員がうちに挨拶にきた。キリッとしたイケメンで、すっごくいい子なの。妹さんも一緒に経営していたんだけど、数か月前に子どもが生まれたばっかりでね。お兄ちゃんは『姪っ子が産まれたんです。女の子で可愛んですよ~』とのろけていて、あの子はいい子だと思ったよ。
『片岡』は多分、親の名前なのかな。妹さんは結婚しているから苗字が違うんだと思う。仲良いけど、顔立ちは似ていないね」