首相官邸の公式Xがまたまた、やらかした。11日投稿の動画がネットで大炎上している。
問題の動画は、同日に高市首相が官邸に出勤する様子を50秒ほどにまとめたものだ。来年3月から横浜市で開催される国際園芸博覧会(横浜花博)の公式マスコット「トゥンクトゥンク」に高市首相が話しかけ、スピーカーから流れる音声との「会話」を収めている。
■「かわいいよ」とヨイショされガッツポーズ
会話の前半は花博の開催期間を聞いたが、グッとレベルが下がるのは、後半だ。突如として高市首相が「今日の私はどう?」と口元に右手を添え、アザとく問いかけると、マスコットは「すてきだね。お花みたいにかわいいよ」と、謎のヨイショ返答。すると、高市首相は「よっしゃ!」とガッツポーズし、「ありがとう。気分上がったわ!」と満面の笑みを浮かべるのだ。
一体、何を見せられているのか……。血税を投じた茶番劇である。
当然、この動画に対し、SNS上では〈中身のない高市早苗プロモーション〉〈税金返せ〉〈承認欲求の塊で痛々しい〉といった痛烈な批判が殺到している。
「横浜花博はまだまだ知名度が低く、開催地も市内の僻地です。うまく集客できるのか、霞が関でも不安視されている。官邸としても総理を使った動画発信で、テコ入れを図ったのかもしれないが、総理の自己アピールが強すぎる。相変わらず、官邸の広報スタッフの感覚はズレてますね」(霞が関関係者)
■“ヨイショ”コンテンツ量産か
首相官邸SNSアカウントを運営する内閣広報室の金銭感覚も、物議を醸している。2027年度予算の概算要求額で、今年度予算の7億円に対し、なんと10倍超となる72億3000万円を求めたのだ。「こんな大幅増額を何に使うつもりなのか」と、疑問の声が噴出するのも、さもありなんである。
日刊ゲンダイが内閣広報室に問い合わせると、「高市政権では、内閣の重要政策や総理の様子を発信している。予算増額分では、発信手段を充実化させるなど国内発信を強化する」(担当者)という。
たしかに、首相官邸SNSには、重要政策についての投稿もある。12日には「骨太の教室」とのタイトルで、元衆院議員タレントの杉村太蔵などが政府の「骨太の方針」を解説する動画がアップされた。とはいえ、花博マスコットに「かわいいね」なんて言わせて喜ぶ「総理の様子」を発信する動画に、どんな意義があるのか。
内閣広報室の予算が増額されれば、“高市ヨイショ”のコンテンツが量産されるのは必至。ゾッとするような血税のムダ遣いだ。
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内閣官房が2027年度予算の概算要求で、情報発信を担う「内閣広報室」の経費として、72億3000万円を要求した。26年度の7億円と比べると、なんと10倍超の大幅増額に。関連記事【もっと読む】『内閣広報室の予算要求が前年度比10倍超の72億円に爆増! 高市首相“ヨイショ体制”強化にネット大荒れ』で詳しく報じている。