元事務局長が関与か 赤い羽根共同募金の使途不明金2億5000万円に

北海道共同募金会は、集めた寄付金からの使途不明金が7000万円増え2億5000万円に上ることを発表しました。外部の公認会計士が決算処理をする中で判明しました。
北海道共同募金会はきょう会見し、瀬尾英夫会長は「お預かりした浄財を職員の不適切な行為によって失ってしまったことについて改めてお詫び申し上げます」と陳謝しました。
ことし2月、会計責任者だった当時の50代の事務局長に所得税法違反の疑いがあるとして札幌国税局の査察を受け、1億8000万円以上の使途不明金が発覚していました。
募金会は今月11日に弁護士と公認会計士合わせて6人でつくる第三者委員会を設置しました。調査を進める中でさらに7000万円の使途不明金も発覚していて、元事務局長の関与があったのか調べています。
赤い羽根共同募金運動などで集めた寄付金は、事務局長1人で管理する体制でした。再発防止のため複数の担当者が、会計や資金管理などの業務を分担する体制をつくります。
また、来月から始める共同募金については、地域福祉の財源を支えるため行うとしました。
瀬尾会長は「地域社会の維持発展のため、二度とこのような不祥事を起こさないという強い決意のもと再発防止と信頼回復に取り組み全力を尽くす」としています。
第三者委員会は来年1月末をめどに、調査結果をまとめる見通しです。