駅周辺、一面の水=車立ち往生、住民閉じ込めも―千葉・佐倉市

台風25号による大雨の影響で、近くを流れる高崎川が氾濫するなどした千葉県佐倉市のJR佐倉駅周辺では、一夜明けた22日も水が引かず、広範囲で道路が冠水したままだった。深さが1メートル近い地域もあり、家から出られない住民は不安そうな表情を浮かべていた。
高崎川がある駅北側の住宅街では、タイヤの上まで水が来たトラックなど車両数台が立ち往生。住宅やマンションからは周囲を確かめる住民が顔をのぞかせ、ゴムボートを引いた消防隊員が腰まで水に漬かりながら行き来していた。
午後になっても冠水は続き、JRは運転を見合わせた。駅前で靴をぬらしながら自転車を押して歩いていた男性は「長く住んでいるが、こんなのは初めてだ」と絶句した。
夫婦で駅の様子を見に来た中年女性は「先月の千葉豪雨もひどかったが、今回はそれ以上に勢いが強くて、時間も長く続いた」と、恐ろしそうに振り返った。 [時事通信社]