高市首相「国際秩序に大きな揺らぎが生じている」法の支配重視する日本の立場訴える 国連総会で一般討論演説

高市首相は国連総会で、就任後初となる一般討論演説に臨み、「国際秩序に大きな揺らぎが生じている」としたうえで、「法の支配」を重視する日本の立場を訴えました。
高市首相
「法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序の維持・発展に貢献します。力または威圧による一方的な現状変更の試みは、国連憲章に掲げられた原則に反するものであり、世界のどこであっても認めることはできません」
また、高市首相は、トランプ政権が制裁圧力を強めるICC=国際刑事裁判所などについて、「一貫して支持している」と強調しました。
高市首相
「戦後の日本は、平和国家として、いかなる紛争の解決においても法の支配を重視してきました。様々な国際裁判所を一貫して支持し、判事を輩出していることにも表れています」
一方で、高市首相は、トランプ政権によるICCの赤根所長らへの制裁そのものには、直接言及しませんでした。
また、経済安全保障分野では、「中東の湾岸諸国の経済・エネルギー強じん化に向けて、包括的な協力計画をまとめている」と明らかにしました。また、中国を念頭に、「恣意的な輸出規制」に対する懸念も訴えました。