2025年11月の茨城県神栖市長選で当選した木内敏之市長(65)が当選を無効とした県選挙管理委員会に裁決取り消しを求めた訴訟で、請求を棄却した東京高裁判決を不服として最高裁に上告した木内氏が25日、記者会見した。「まんじゅうや」「だんごさん」の2票を無効とした判決に「(有権者が)誰に投票したのか最大限くみ取ることが民主主義の原点だ。有権者の意思を調べようともせず、無視している」と批判した。
木内氏の実家は老舗和菓子店。まんじゅうやなどの2票を巡っては市選管が有効とした一方、県選管と高裁は木内氏の「通称として広く使われていたとは言えない」として無効と判断した。
木内氏は「県選管も高裁も、地元のことを何も分からない方が判断した」と主張。その上で「私も兄弟もまんじゅう屋の子供たちと言われ続けてきた。なぜそれが認めてもらえないのか。理解できない」と訴えた。【井手一樹】