「引きこもりになったのは父のせい」傷害致死容疑で長男を再逮捕

父親に暴行を加えて死亡させたとして、三重県警熊野署は28日、熊野市井戸町の無職、田岡優被告(36)=死体遺棄の罪で起訴=を傷害致死容疑で再逮捕した。「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めている。
再逮捕容疑は5月中旬ごろ、自宅の居間で父の正康さん(当時74歳)を複数回踏みつけて多発肋骨(ろっこつ)骨折などのけがをさせ、多臓器不全で死亡させたとしている。正康さんと連絡が取れないのを不審に思った親族が自宅を訪ね、車庫で遺体を発見し発覚した。
同署によると、田岡容疑者は正康さんの長男で、2人暮らしだった。「人生がうまくいかなかった。引きこもりになったのは父が教育してくれなかったからで、それを理解してくれない父と口論になり、腹が立ち暴行した」と供述しているという。
田岡容疑者は8月14日、自宅車庫に正康さんの遺体を放置したとして同署に死体遺棄容疑で逮捕され、9月に起訴されていた。同署が詳しい経緯を調べている。【長谷山寧音】