山中前市長、再出馬を表明=「誠実に市民と向き合う」―横浜市長選

幹部職員らへのパワハラ問題で辞職した横浜市の山中竹春前市長(54)は29日午前、市内で記者会見し、同市長選(10月4日告示、同18日投開票)に無所属で出直し出馬する意向を正式に表明した。山中氏は自身の行為を謝罪した上で、「生活者目線の横浜を推し進めることが必要だ。いま一度誠実に市民と向き合う」と述べた。
市長選には既に新人5人が立候補の意向を表明している。会見で山中氏は「政策をやり遂げる責任がある」としたが、パワハラ認定後、再び信任されるかどうかが最大の焦点となる。一方、カジノを含む統合型リゾート(IR)については「再誘致の動きを感じている。断固阻止しなければならない」と強調した。
山中氏は2021年8月の市長選で立憲民主党の推薦を受け初当選。25年の市長選では自民、公明、立民の市議会主要3会派の支援を受け再選された。
今年1月、市の現役幹部は山中氏のパワハラ行為を告発し、7月の第三者調査報告書は幹部職員に対する言動7項目をパワハラ行為と認定。山中氏は9月7日付で辞職した。各党が新人候補の擁立に動く中、地元経済界の一部などは山中氏支援を打ち出した。 [時事通信社]