10日午後2時40分ごろ、神戸市中央区の指定暴力団・神戸山口組系山健組の事務所近くで銃声のような音がしたと110番があった。兵庫県警と市消防局によると、撃たれたとみられる40代と50代の男性が病院に運ばれたが間もなく死亡した。
県警は路上で発砲して40代男性を殺害しようとしたとして、鹿児島市田上台3、指定暴力団・山口組系弘道会傘下の暴力団幹部、丸山俊夫容疑者(68)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、拳銃2丁を押収した。
山健組は神戸山口組の中核組織で、弘道会と対立している。今年8月には同区にある弘道会の事務所前で発砲事件が起きていた。県警は丸山容疑者の容疑を殺人に切り替え、動機などを詳しく調べる。
現場近くに住む50代男性会社員は「パーンという大きな音が2回聞こえた」と言い、40代男性は「音を聞いて外に出ると、警察官と組員らしき男がもみ合っていた。事務所の前で男性1人が倒れていて、まったく動いていなかった」と話した。
現場はJR元町駅の西約500メートルの住宅やビルが建ち並ぶ一角。