福島第一原発2号機、新装置「ロボットアーム」で内部調査を開始…年度内にも数グラムのデブリを取り出しへ

東京電力は2日午前、福島第一原子力発電所2号機で、溶融燃料(デブリ)を取り出すための新装置「ロボットアーム」を使った内部調査を開始した。3~4か月かけて格納容器内の障害物の除去や測量などを行い、年度内にも数グラムのデブリを試験的に取り出す。
今回投入したロボットアームの全長は最大約22メートル、重さ約4・6トン。遠隔操作で蛇腹状に伸縮する。アームは前後左右に動き、先端部の器具を取り替えることで、写真を撮影したり、デブリを採取したりできる。投入はこれまで4度延期されてきた。
2024年と25年のデブリの試験的取り出しで使われた装置は釣り竿(ざお)式で、可動範囲が限られていた。今回のアームはより広範囲で作業ができる。