JR内房線 5日から一部区間で運行再開・不通区間でバス代行開始へ 台風25号で不通に

JR東日本は台風25号の影響で不通となっているJR内房線について、5日(月)始発から長浦駅~木更津駅間で運行を再開し、姉ケ崎駅~長浦駅間でバス代行輸送を始める計画を発表しました。寸断されていた区間は2週間ぶりに移動できるようになります。
■鉄道運行再開区間と運行計画(10月5日~)
内房線 長浦駅~木更津駅間
下り 長浦駅 (始発)午前6時28分発(最終)午後9時33分発
上り 木更津駅(始発)午前5時50分発(最終)午後8時48分発
・上下それぞれ1時間に2本の運転
・朝夕時間帯は通常の2~3割程度の運転
■バス代行輸送区間と運行計画(10月5日~)
内房線 姉ケ崎駅~長浦駅間
下り 姉ケ崎駅(始発)午前6時30分発(最終)午後8時50分発
上り 長浦駅 (始発)午前6時10分発(最終)午後8時50分発
JR東日本は、代行バスは鉄道と比べて輸送力が1~2割程度と大幅に減少するため、乗車までに長時間待ちとなることが予想されるとしています。
所要時間が列車よりも大幅にかかるうえ、台数や定員に限りがあるため混雑状況によっては乗車待ちが生じるとしています。
JR内房線をめぐっては、姉ケ崎駅と長浦駅の間で大規模な土砂流入が発生した影響で、姉ケ崎駅から木更津駅の間で運休が続き、JR東日本は復旧まで3か月程度かかる見通しとしていました。この区間は1日の利用者が約5万4000人にのぼることから、輸送するバスの確保が追いつかず、他の路線でバス代行が始まる中、開始のメドが立っていませんでした。こうした中、一部区間では小湊鉄道バスや都営バスが臨時バスを運行していましたが、本格的な代行輸送の早期開始が待たれていました。
このため、JR東日本は、現在の不通区間のうち、線路設備に損傷がなかった長浦駅と木更津駅の間について先行して鉄道を復旧させ、バス代行区間を短くして必要なバスの台数を減らすことで、代行輸送の早期開始を目指しました。このため、従来は折り返し設備がなかった長浦駅にポイントなどを仮設して、電車を折り返しできるようにする工事を昼夜続けて行ってきました。9月29日の取材では、雨が降りしきる中、夜間にもかかわらず、大勢の作業員が工事にあたる様子も確認できました。折り返し設備の完成後は安全に列車が折り返し運転できることを確認したということです。
5日から再開する長浦駅~木更津駅間の詳しい時刻は、4日にJR東日本ホームページで発表するとしています。