富山市職員が2025年の国勢調査の人口を水増ししたとして総務省に刑事告発された事件で、市民らから市役所にのべ180件(15日現在)の苦情や意見が寄せられていたことがわかった。
16日の定例記者会見で藤井裕久市長が明らかにした。内容は、職員や市長の責任を問うものや、原因を追及するもので、藤井市長は「非常に多くの問い合わせ、お叱りをいただいている」とした。
読売新聞の総務省への取材では、市職員が、世帯員の氏名が書かれていない調査票を捏造(ねつぞう)していたことが分かっている。藤井市長は、世帯員の氏名がなく、人数のみ市職員が記載した調査票があったかを記者から問われ、「その通りだと把握している」と認め、「調査員のみなさんを裏切る行為で、おわびしたい」と謝罪した。
また、藤井市長は、14日に全職員に法令に準じているか点検し、適正な事務処理を行うよう指示したと明らかにした。