JR西日本は19日、今年4月におおさか東線の新大阪駅を出発した普通電車が誤って貨物用の線路に進入したトラブルがあり、指令員による進路の切り替えミスが原因だったと発表した。
JR西によると、4月6日午後6時ごろ、大阪市淀川区の新大阪駅構内で、大阪発久宝寺行き普通電車(6両編成)が梅田貨物線に誤って進入し、約200メートル進んだところで運転士が気づいて停車。分岐点まで後退して本来進むべきだったおおさか東線に戻り、約45分後に運転を再開した。このトラブルで上下線計2本が運休し、10本が遅れ、約8000人に影響した。
新大阪駅構内のおおさか東線と梅田貨物線の分岐点では、電車に応じて自動的に進路が切り替わる仕組みとなっている。ただ、このときは臨時のダイヤ変更があったため、指令員が手動で進路を設定したところ、うまく切り替わらなかったという。
この分岐点では令和4年8月にも同様のトラブルが発生。JR西はこの際に指令員らへ周知を徹底していたが、「対策が不十分だった」として、臨時的にダイヤを変更する際、自動的に進路がリセットされるシステムを構築して12月ごろから運用を始めるとしている。