去年の自殺者数、初めて2万人割る 小中高生の自殺は538人で過去最多に

日本国内で去年、自殺した小中高生の数は538人と過去最多となりました。
23日に公表された自殺対策白書によりますと、去年、自殺した人は1万9188人で、統計開始以降、初めて2万人を下回り、過去最少となりました。
一方で、自殺した小中高生は538人で、統計を開始した1980年以来、過去最多となっています。
人口10万人あたりの自殺者数を示す「自殺死亡率」は、過去20年間で中高年以上の男性で大きく低下している一方で、若年層については、19歳以下の男女と20代の女性で近年上昇傾向がみられるということです。
小中高生の自殺の原因は「学校問題」や「健康問題」、「家庭問題」が多く、20代の女性ではうつ病などの精神疾患や「家庭問題」が増加しているということです。
上野厚労相は23日の閣議後会見で、「こども・若者の自殺対策の強化など自殺総合対策を強力に進めていきたい」と述べました。