愛知知事「課題、難題もあったが…」トリエンナーレ閉幕

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が14日、閉幕した。実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事は14日、主会場の愛知芸術文化センター(名古屋市東区)で、報道陣に対し、「さまざまな課題、難題もあったが、安全安心に多くの人に楽しんでいただくことができた」と述べた。
芸術祭では8月1日の開幕直後、いわゆる従軍慰安婦を象徴する少女像などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」に対し、抗議の電話やメールなどが殺到。脅迫やテロ予告にまで発展したため、大村知事は同3日、開幕からわずか3日での企画展中止を決定した。
その後、県が設けた有識者による検証委員会が、再開を提言する中間報告を発表したことを受け、今月8日から、観覧人数を制限した上で、中止前と同じ展示内容で企画展が再開されていた。
一方、一連の問題を受けて、出展作家らが文案の協議を続けていた「あいち宣言」については、今後、さらに検討を進めるという。