GMO“号泣”熊谷社長は「アベ友」だった…公邸での“組閣ごっこ”写真で炎上の過去、自民党ともズブズブ

「自分が作ってきたインターネットが、多くの方の笑顔に資する、安心で安全なインターネットになってもらいたいと、心の底から思っておりまして……」
不正アクセス問題を巡って、GMOインターネットグループが2日に行った会見で、熊谷正寿社長が涙ながらにこう発言。SNSは〈自分に酔いしれている〉などと大炎上だった。一風変わった雰囲気の熊谷社長だが、過去のSNSやブログの投稿を見ていると、故・安倍元首相との親密関係が垣間見える。
例えば、安倍元首相が亡くなった直後の2022年7月11日、熊谷氏はブログにこう記していた。
〈安倍元首相とは10年以上に渡り様々な場面でご一緒させて頂きました。いつも気さくで、国内政界や、世界の首相たちとのやり取りを、面白ろおかしくお話し頂きました(原文ママ)〉〈僕が、日本のあるべき未来について、拙い自説を披露すると、笑顔でお聞きくださり『熊谷くんは国士だね』とお褒め頂いた〉〈歴代最長の政権を築かれたのは、そのお人柄にあると感じてました〉
ブログに安倍元首相との2ショット写真を何枚もアップしており、相当、心酔している様子がうかがえる。
25年2月には、自らのX(旧ツイッター)で安倍元首相に言及。同月の日米首脳会談でトランプ米大統領が「シンゾーは偉大な友人だった」と5回言及した、との読売新聞オンラインの記事をリポストし、〈安倍さんとご一緒すると、必ず地政学や各国首脳とのやり取りを面白おかしく話してくださった 安倍さんの偉大さを改めて思い出し、胸が熱くなる〉と投稿している。
熊谷氏が安倍元首相と接点を持つようになったのは、第2次安倍政権の発足前後だったようだ。
会社ぐるみで自民候補に投票呼びかけた疑い
政権発足直前の12年12月21日、IT企業で構成する新経済連盟の三木谷浩史・楽天社長と安倍元首相が面会。新産業創出やIT活用が日本経済の競争力向上に欠かせないとの認識で一致したようだが、この場に熊谷氏は同席している。
日経新聞(13年5月24日付)によれば、同連盟の会合の翌日、熊谷氏のフェイスブックに安倍元首相から「友達」申請が来たというのだ。
15年には公邸で安倍元首相を囲んで音楽プロデューサーの秋元康氏らと“組閣ごっこ”写真を撮影。写真週刊誌に報じられ、炎上してもいた。
さらに、5日発売の週刊文春によれば、24年秋の衆院選で、会社ぐるみで自民の有力候補を支援しようとしていた疑いがあるという。
会社側は〈衆議院議員選挙の投票について〉と題されたメッセージを社員に共有。〈(GMOインターネット)グループとして積極的に応援していきたい〉候補として、茂木敏充氏、小林鷹之氏、小泉進次郎氏、萩生田光一氏ら、計17人の名前が記されていたという。投票するか否かは〈あくまでも自由〉とされていたようだ。
熊谷氏が安倍元首相と接点を持つのは自由。好きにすればいいが、自民党びいきが過ぎて自社の社員にまで自民候補への投票を呼びかけるのは異様だ。
“号泣”熊谷氏が、また説明を求められる場面が来るかもしれない。
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