米軍ヘリ窓落下「強い憤り」 謝花・沖縄副知事が厳しく批判

沖縄県の東海岸沖8キロで米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の米海兵隊大型ヘリコプターCH53Eからプラスチック製の窓(重さ約1キロ)が落ちた事故を受け、沖縄県の謝花(じゃはな)喜一郎副知事は30日、県庁で報道陣の取材に「強い憤りという表現でしか表しようがない衝撃を受けた」と厳しく批判した。県は早ければ30日中にも、米軍司令官や防衛省沖縄防衛局長らに抗議する。
事故は27日夕に発生したが、防衛省沖縄防衛局から県に連絡があったのは29日夕だった。謝花副知事は「再三再四、速やかな通報を求めてきたが、なぜちゃんと機能しないのか。政府に確認したい」と述べた。【遠藤孝康】