福岡市動物園は15日、飼育している国内最高齢のアラビアオリックス「ジョリー」(雄、16歳)が死んだと発表した。一般的な飼育下での寿命は20歳程度だという。
アラビアオリックスは牛の仲間。長く伸びた角に特徴があり、伝説上の動物「ユニコーン」のモデルとも言われる。国内では福岡市動物園と金沢動物園(横浜市)だけで飼育しており、ジョリーが死んだことで国内最高齢は金沢動物園の「ラリー」(雄、12歳)になった。
福岡市動物園によると、ジョリーは高齢のため以前から後ろ脚に力が入らず、5月ごろには立ち上がることができなくなっていた。10月に入って食欲が低下して衰弱し、15日午前9時半ごろ、飼育員が死んでいるのを確認した。老衰とみられるという。
ジョリーは2003年9月に金沢動物園で生まれ、05年6月に福岡市動物園に移った。昨年9月に17歳で死んだ雌の「ライラ」と相性が良く、仲むつまじかったという。【吉川雄策】