15日午後11時10分ごろ、松山市一番町3の国指定重要文化財「萬翠荘(ばんすいそう)」で火災報知機が作動、警備会社から119番があった。消防車など計8台が出動し一時騒然となったが異常はなく、誤作動とみて消防が原因を調べている。
萬翠荘は、1922(大正11)年に松山藩主の子孫にあたる久松定謨(さだこと)伯爵が別邸として建設した純フランス風建築。国重文・松山城の城山ふもとの中心市街地にあり、建築家・安藤忠雄氏設計の「坂の上の雲ミュージアム」や松山地裁に隣接している。今年4月のパリ・ノートルダム大聖堂大火災の記憶も残る中、出火なしと判明し、消防隊員たちは胸をなで下ろしていた。【遠藤龍】