東京・吉祥寺でカフェとして届け出たビルの2階で映画館を運営したとして、警視庁保安課は16日、興行場法違反(無許可営業)容疑で、運営会社「デジタルワークスエンタテインメント」(東京都渋谷区)社長の男(50)と元社員の男(42)、法人としての同社を書類送検した。いずれも容疑を認めているという。
同課などによると、デジタル社は2017年10月、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅近くで映画館「ココマルシアター」(閉館)を開設。1階(32席)の開設許可は得たが、2階(49席)は都の条例が定める避難階段の数が足りず、許可を受けずにカフェとして申告した。
しかし、実際は2階でも入場料を得て映画を上映するなどしていた。都多摩府中保健所が再三是正を求めたが改善されず、告発した。
送検容疑は昨年7~12月、4回にわたり無許可で映画館を営業した疑い。
デジタル社はインターネットで資金を集めるクラウドファンディングで映画館を開設したが、今年9月に閉館した。少なくとも約2万1000人の客から約2700万円を売り上げたという。